境内には大きな洞窟があり、この洞窟は嫗嶽(うばだけ)大明神の化身である大蛇の棲息した処と謂われ、昔は水を湛えていたが中川藩主が現在の如く水を放出し民心を鎮めた。
元禄十六年十月この洞窟より大蛇の骨が発見され宝永二年藩 命で現在の岩穴に神体として祀る。(往古は池の明神、中古は窟(いわや)大明神又は穴森大明神と唱う)
この大蛇は大神姓の神婚伝説の主役であり平家物語、源平 盛衰記に見ゆる緒方三郎惟栄の遠祖(いとおそろしきもの)と 謂われている。
この度子宝神授の神の鎮守されたこの神聖な洞窟内に照明 の設備を行い縁故参拝者並に一般参拝者の利便に供す
-出典:境内案内板-
穴森神社の南にそびえる祖母山の頂上を上宮として、健男霜凝日子神社を下宮、そして穴森神社の三社を総じて健男霜凝日子神社と言うと伝わります。
嫗嶽大明神の化身が棲んでいたとされる洞窟は、遠く豊後大野市宇多にある宇田姫(うたひめ)神社の洞窟につながっていると言われています。
御祭神
嫗嶽大明神
配祀
彦五瀬命
鵜鵜葺不合尊
諸情報
主な神事
穴森神社の地図
健男霜凝日子神社の三社地図
健男霜凝日子神社に関連する神社
健男霜凝日子神社 上宮 (祖母山)
http://takachiho-miyazaki.jp/archives/133/
健男霜凝日子神社下宮
http://takachiho-miyazaki.jp/archives/141/
健男霜凝日子神社逢拝所(神幸所)
http://takachiho-miyazaki.jp/archives/127/